美輪明宏「紫の履歴書」
うおお、やっぱこれ濃い、深い・・・
- 作者: 美輪明宏
- 出版社/メーカー: 水書坊
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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とても印象に残ったところを引用する。
(同性愛について)
男も人間ならば、女も人間とすれば、男が女を愛し、男が男を愛し、女が女を愛しても、神の目から見れば、それはただ人間が人間を愛しているだけではないか。
(P158)
私の飢えを
寒さを
怖ろしさを
無実の罪の惨めさを
何一つ知りもせぬ奴輩よ
岩戸の外で嘲笑うがいい
勝手に死ぬまで嘲笑うがいい
嘲笑っているその口は、
やがてまもなく髑髏になるのだ
(P293)