スノーシューインプレッション

スノーシューのMSR Lightning Accentを使ってきた。
山行は悪天に阻まれ計画の半分も達成できなかったのだけれど、相当な寒波の到来で山麓でさえ1m近い大雪だったのでこんなもんだろう。
で、スノーシューだが、ワカンより圧倒的に体が沈まず楽だった。Lightning Accentの22インチモデルを使ったメンバーがいたが、自分の25インチモデルと比較すると、やはり大きいほうが効果があった。
ワカンは重荷を背負って片足で立ったとき非常に体が不安定になったり、この時に足が沈み込んで体力が消耗させられる。スノーシューにはこれがなかった。スノーシュー山スキーのようにかかとが固定されていないので山スキーのように歩くことが出来る。これが非常に快適だった。足の使い方はフラットフッティングが基本で、雪面にスノーシューを平らに置くと、クラストした斜面でも登っていける。反対に、硬い斜面の下りは苦手である。エッジングのような足の使い方はまったく出来ないと思ったほうが良い。
つま先の部分に前歯が出ているのだが、これがもっと前向きになっていれば、硬いところのワンポイントでアイゼンの前爪のように使えてよいかもしれないなどと思った。