AF-S VR Zoom-Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G (IF)


Nikonの手振れ補正レンズ(VR)でも最初の頃に出たレンズです。F6と同時の発売だったとか。
このブログで特に何も書いてなければ、だいたいこのレンズで撮っている私の常用レンズです。1本だけしか持っていかないときはこれをつけており、D200、F6にはとりあえずコレ付けとけってくらい使っています。
手振れ補正の効果は3段分とうたわれています。レリーズボタンを半押しすると手振れ補正が機能し、ファインダーに像がはりついてその効果をはっきり感じることができます。
NikonVR 18-200mmのレンズも出していますが、こちらはDXフォーマットのデジタル1眼専用のレンズなのでF6には使えません。APS-CサイズのD200にも35mmフルサイズ銀塩のF6にも使えるので重宝してます。
特筆すべきはD200やF6に装着したときのバランスの良さでしょうか。手のひらにしっくり収まる物理的サイズといえるでしょう。レンズを下向きにしても鏡胴が伸びてくる様なことはありません。AFは超音波モーターで静かで速く、フルタイムMF可、前枠が回転することもありません。つくづく現場向きな使いやすいレンズです。


写りは5倍のズームレンズなのでそれなり・・・つまり、ボケ量は大きくなく、開放で解像度はやや甘い。広角で周辺部が流れます。短焦点レンズと比べるのは酷でしょう。しかし色乗りはよく線の太い描写をします。
作例:AF-S VR Zoom-Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G (IF)
[:W500]
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