F6とD200の操作性を比較してみる

中級機、デジタルカメラと比較してみるのにどんな意味があるか不明だが、F6と比較できるカメラはD200しか持っていないので・・・
まず持ちやすさだが、F6の方が持ちやすく感じる。D200はF6よりもグリップが大きい。これはD200が大きいバッテリーを搭載し、映像記録素子、背面の液晶などがあるD200はボディの体積が銀塩カメラより大きくなってしまうからだろう。グリップのゴム張りもF6、D200とでは違うものが使われているようで、F6の方が摩擦が大きいように感じる。
背面のマルチセレクタ、AF駆動ボタン、AEロックボタンの位置関係は、F6の方が自然な配置で楽に操作できる。D200はF6より後発なので、差別化か何かは知らないが、なぜこういった設計が引き継がれないのかと思う。F6を触った後のD200の操作はやりづらくてしかたない。D200もかなりよくできたカメラではあるが。
ファンクションボタンの位置はD200に軍配が上がる。F6のそれは自然に押せる位置にない。
ボディ上面の液晶パネルはD200のものは必要以上に大きく思えるが、この大きさが非常に使っていて見やすくてよい。D200に軍配。