超望遠レンズの雲台を検討してみる

今持っている超望遠レンズは、Ai Nikkor ED 500mm F4P、通称「ゴーヨンピー」です。描写は現在でも通用するほどシャープで、CPU内蔵レンズなのでMFレンズながら現行ボディに付けても最新の測光モードが使えるし、面倒なレンズ情報の設定がいらないところ。惜しいのは絞りが円形絞りではないこと。重量は3.8kgもあるので中型の三脚では到底間に合わず、ジッツォの5型と呼ばれるG505を入手しました。


ついている雲台は三脚と一緒に買ったG1570、その上についているクイックシューはSYLKの「QUICK SHOE PRO 1」です。センターポール(G526)は鳥撮りでは使わないのが一般的だそうです。なければ重量軽減になります。
この組み合わせでも先日なんとかなることは確認しました。が、飛翔を撮りたいとなれば、重量級の機材を振り回す専用の雲台が欲しい。いろいろ調べた結果、次のような雲台が候補として上がってきます。

・GITZO G1380


耐加重10kgのビデオ雲台です。ビデオ雲台はどれもスチルカメラの縦位置撮影を考慮していないわけですが、超望遠レンズは三脚座が回転式になっているので、レンズとボディをくるっと90度回して縦位置構図に変えられるので無問題。

・SILK テレバランス


国産SILKの超望遠レンズ専用の雲台です。上のクイックシューはこの製品の付属品で別売りになっているもの。
機能はなかなかよさそうですが、お値段が残念ながら候補外です。

・Winberley head II


いわゆるジンバル雲台で、海外では超望遠レンズの定番となっているそうです。下からレンズを支えてレンズのバランスをとり、自由に振り回せるようになる。

ゴーヨンピーは三脚座が小さく作られており、ピントリングを回そうとすると、手が三脚座と干渉してどうにもやりずらいのです。横向きにレンズを支えるジンバル雲台があればよいのですが、ちゃんとありました。


・Kirk King Cobra Action Head


横向きに支えるジンバル雲台です。

ネットの評判では飛び物とまり物、どちらもブレずに有効とのこと。これがいいかなあ。