いったん山とかの自然の中に出ると、食べられる山菜を知ってるやつとか、魚を採れるやつとか、体力のあるやつや頭のよいやつの方が圧倒的に偉い。そりゃもう素直に偉いと認められて尊敬できる。それは極端として、ともかく体力でも知識でも能力の高いやつの方がつくづく優れているのだと知る機会があったのだが、能力の高いことを誇ったり見せたりするのはとかく嫌われるのが現代社会だ。
体力知能より「空気を読む能力」「コミュニケーション力」を尊ぶのが今の日本の社会。
いつの間にか価値観は転倒され、それを疑うことすら嫌悪されるほどにニーチェの言う「道徳上の奴隷一揆」は徹底されてしまっている。


ブレない芯が欲しいものです。